IUCN-J会長 道家が気になったニュースを毎週発信していきます。今週はこの3つ!みなさんからのコメントもウェルカムです!
🐯IUCN 5つの自然地域を、世界自然遺産として提案
IUCNは、世界遺産条約の公式諮問機関を務めています。自然の価値だけでなく、守れる体制があるか?もかなり厳しく審査するので、IUCNから委員会に対して「世界遺産に相応しい」という提案は、自然遺産を推薦した国にとっては大きな関門を突破したという、嬉しいニュースになっています(ただ、しっかり管理をしていくよう沢山の注文もついていることが多いのですが)
🐦グアテマラの自然の守り手の死去に関するIUCN声明
保護地域のレンジャーは暖かく観光客を自然保護区に迎えてくれる存在ですが、同時に、違法捕獲や資源の違法採取など、環境犯罪と戦う人々です。こういうレンジャーがいるからこそ自然が守られていることを、生物多様性の日に改めて考えたく、ピックアップしました。
🐬生物多様性金融財団 繊維・アパレル業界のネイチャーポジティブを促進へ
Finance for Biodiversity(FfB)財団は、繊維・アパレル業界の生物多様性への影響を軽減するための新たな取り組み「FABRIC(Fostering Action on Biodiversity through Responsible Investment in Clothing)」を開始しました。
このイニシアチブは、日本でも目にするAdidas、H&M、Nike、LVMH、ファーストリテイリングといった16のリーディング企業を対象に、金融機関の視点から、原材料の調達から製品の廃棄に至るまで、業界全体のサプライチェーンを対象に、生物多様性への負の影響を削減し、自然に配慮したビジネスモデルへの転換を促進することをめざしています。
今週は以上です。皆さん気になったニュースはどれでしょうスタンプ(🐯🐦🐬)で教えてくれるとうれしいです。皆様からのリアクションお待ちしております✨